2021/03/19
左官とは、モルタルセメントやタイル、漆喰塗りなどを行う
「コテ使い」のスペシャリストです。
塗装職人さんが、使いやすい刷毛があるのと同じように
左官職人も自分にあったコテを選んで使っています。
こういった道具には、相性があるみたいですね。
実際、道具しだいでポテンシャルが引き出される事もあり
道具選びというのは、なかなかおろそかに出来ない部分です。
左官工事では、さまざまな施工パターンがありますが
なかでも重要なのが下地処理です。
内装壁の左官工事であれば、石膏ボードを張り
そのつなぎ目をパテで埋めて表面を平坦にし、
全体に下地素材を塗り上げていく作業を行います。
外壁のリフォームですと、既存の壁を高圧洗浄機で洗浄し
汚れを剥がしたあと、亀裂や剥がれをシーリング材で補修する工程をおこないます。
このような下地処理は、しっかりと丁寧にしておかないと
仕上の建材が剥がれやすくなったり、亀裂が生じる原因になってしまいます。
内部の左官工事も、外部の左官工事も、「コテ使い」の技が活きるところ。
仕上がるとみることができない「下地」の部分ではありますが
それこそが、建物全体の寿命にもつながっていくと考えています。
神奈川県横浜市の「株式会社 山城興業」では
現在、左官レベリング工事、床補修工事などをおこなう現場スタッフを募集しております。
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